欧州の14の銀行が合同でブロックチェーン導入のテストを行いました。

まだ、第一の実験段階ですが、英語を読める方はどうぞ。

www.ethnews.com

記事によりますと、14の欧州の銀行がコルダベースのブロックチェーンに実際使っているデーター、ネットワークをいれて実験的にブロックチェーンの分散化台帳を使って業務が可能であるかの実験を行ったそうです。最初の第一段階の実験は2ヵ月で問題なく進行出来たそうです。実験内容は100万を超えるデーターのやり取りをおこない、成果は瞬時に送金できるので、送金時に生じる数字の誤差問題を解決できるのが利点であると発表しました。現在は次の段階に行きます。

今回のプロジェクトはイタリア銀行協会が音頭をとっていますが、ヨーロッパの他の国のメガバンクも参加しています。(例、BNPパリバ、クレディーアグレコレ)

また、このプロジェクトには参加していませんが、ポーランドのPKO BANK 

POLSKIがもう少しで分散化台帳を基にしたサービスを始める寸前まできているそうです。

ここからは私の意見ですが、今来はイタリアの銀行協会が音頭をとりましたが、近い将来、ヨーロッパ各国の銀行が統合の分散化台帳を使ったブロックチェーンを導入するようになるのは近いのかもしれません。その時にそのブロックチェーンを使った仮想通貨を使って積極的に自分達が属している銀行協会の仮想通貨を売り込むことも十分に考えられるのではないでしょうか。

その場合ですと、欧州のいろいろな銀行が参加するゆえに、例え、その中の一つのメガバンクが経営危機となっても、他が吸収してくれるのでこの仮想通貨は信用のおける通貨となっていくでしょうし、自分たちが嫌う仮想通貨の乱高下も、自分たちの準備金とペッグした通貨を発行したりしたら、超安定通貨になります。

日本の銀行も独自の仮想通貨を考えていますが、それ以上に安定した仮想通貨の導入になると思います。それ故に、このようなメガバンク連合でのブロックチェーン導入による仮想通貨の発行があれば、安定したポトフォリオの一つとして購買してみるのもいいのかもしれませんね。